軽井沢クが代表に王手「弱気にならないこと」両角友

SC軽井沢ク対チームIWAI 指示を出すSC軽井沢クの両角友(右)(左はチームIWAIの岩井)(撮影・西塚祐司)

<全農2018パシフィックアジアカーリング選手権日本代表決定戦>◇19日◇北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホール

 男子第3戦は平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)代表のSC軽井沢クが8-7でチームIWAIを下した。2勝1敗で、今秋に実施予定のパシフィック・アジア選手権の代表に王手をかけた。

 劣勢でもあせらず、チャンスを作った。前半は3-5で折り返し。第7エンドにスキップ両角友佑(33)のダブルテークアウトが決まり、3得点を奪い逆転に成功した。続く第8エンドは2点をスチール。氷やストーンなどの情報をつかんだ後半、ハウスに石をためる持ち味の積極的な作戦を展開した。18日第2戦は消極的になり黒星を喫した。両角友は「後半にショットが決まってこちらの形ができた。自分たちらしいカーリングをすれば勝てる。変に弱気にならないことが大事」と振り返った。勝てば代表が決まる、第4戦は20日午前8時30分に行われる。