反則プレー問題のアメフト日大合宿所、選手は無言

6日の日大対関学大戦の第1Q、ボールを投げ終わった関学大QB(右後方の青ユニホーム)の背後から、日大DL(同赤ユニホーム)が悪質なタックルを仕掛ける(関学大提供)

 アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦(6日、都内)で、日大選手の悪質な反則行為により、関学大の選手が負傷した問題で、日大の内田正人監督が19日、当該選手、保護者や関学大関係者に謝罪し、その後、伊丹空港で取材に応じ、辞任を表明した。

 都内にある合宿所は選手数人の出入りがあり、監督辞任について聞かれたが、皆、口を閉ざし、質問には答えず合宿所の中へ消えていった。合宿所は閑静な住宅街にあるが、報道陣10数人が集まり、警察が出動するなど騒ぎになるほどだった。

 内田監督は、グランドや合宿所には姿を見せなかった。