アメリカンフットボールの関学大との定期戦で日大選手が悪質な反則行為を繰り返した問題で、日大の内田正人監督(62)が19日、辞任を表明した。兵庫・西宮市内で悪質タックルで負傷した関学大の2年生QBらに直接謝罪。問題発生後14日目にして初めて公の場に姿を現し、「全て私の責任」と話した。
<内田監督一問一答>
-悪質タックルについては誰のどういう指示か
内田監督 原因に関しましては全て私の責任ということ。試合で行っていることは、監督の責任だと思っています。
-公の場に出てくるのが遅くなった理由は
内田監督 私がまず関学大に直接お会いして、直接謝罪するのがまず大事だということで、今まで時間的にご迷惑おかけいたしました。誠に申し訳ない。
-辞任はどういう判断でいつ決めた
内田監督 問題が起こった時点です。ですが、関学大に直接おわびしないと。その前に私が辞任してしまいますと、誠意がないということになりますので。(日大の学生に説明は)まだしていません。
-辞任の日付は
内田監督 私の考えも固まっていますので今日でも明日でもいいんですが、それは書類上の問題です。
-反則をした選手のその後は
内田監督 本人は正直言いましてSNSで非常にたたかれていて、気持ちの上でめいっている。(退部の連絡は)私のところには来ておりません。早く資格を回復して、試合、練習に出られる立場にしていただきたいです。
-常務役員を辞める考えは
内田監督 それは違う問題ですので。