「フットボールの衝撃」日大反則タックルを米紙報道

18年5月6日の日大対関学大 関学大QB(青ユニホーム)の背後から、日大DL(赤ユニホーム)が悪質なタックルを仕掛ける(関学大提供)

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は22日、アメリカンフットボールの定期戦で日本大の守備選手が悪質な反則行為で関西学院大のクオーターバックを負傷させた問題を詳細に報じた。日大の選手が謝罪の記者会見を行った様子や談話も盛り込んだ。

 「日本中に広がるフットボールの衝撃」と見出しをつけた。野球、サッカー、相撲が人気の日本でアメリカンフットボールが注目されることはほぼないと紹介。ただ、この問題はパワハラや、権力者への従順とチームへの忠誠が高く評価される日本の特殊性が浮かび上がったことで関心を集めたとした。