前監督の常務理事解任を 日大教職員組合が要求書

23日、謝罪をする日大・内田前監督(左)と井上前コーチ

 日大アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、日大教職員組合は31日、内田正人前監督を常務理事などすべての役職から解任するよう求める要求書を公表した。田中英寿理事長宛てで、同日夕、日大本部に提出する。趣旨に賛同する教職員の署名も集める。

 要求書では、大学側の一連の対応で「保身や組織防衛のためには学生を平気で切り捨てる大学という負の烙印(らくいん)が押された」と批判。内田前監督ら5人の常務理事全員を解任した上で、田中理事長や大塚吉兵衛学長も辞任し「大学上層部の『解体的な出直し』を図るべき」だと強調した。アメフト部の部長やコーチ陣の解任も求めた。

 権力の一点集中など日大の構造的問題に目を向けるべきだとし、運動部の監督や部長を理事と兼任することを禁じ、権力の集中を抑える仕組み作りを提言した。