バスケ八村塁、代表デビュー戦17得点で韓国撃破貢献

日本対韓国 第2Q、ドリブルで走る八村(撮影・戸田月菜)

<男子バスケットボール:国際強化試合:日本88-80韓国>◇15日◇東京・大田区総合体育館

 バスケットボール男子世界ランキング48位の日本代表は15日、東京・大田区総合体育館で同31位の韓国との国際強化試合を行い、88-80で勝利した。

 米ゴンザガ大でプレーする八村塁(20)が先発で代表デビューし、第1クオーター(Q)8点差を追う場面で連続シュートを決めてチームを勢いに乗せた。203センチの高さを生かして17得点7リバウンドの八村は「日本で久しぶり(の試合)で楽しかった」と笑顔。4戦全敗中のワールドカップ・アジア1次予選突破に向け「リバウンド、ブロックで要になるよう求められている」と責任感を口にした。4月に日本国籍を取得したファジーカス・ニック(32=川崎)も28得点と新戦力が存在感を示した。