<F1:オーストリアGP>◇予選◇6月30日◇レッドブルリンク
オーストリアGP予選でトロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが12位、ブレンドン・ハートリーは19位に終わった。
予選後、ガスリーはまだわずかなタイム短縮の可能性はあったものの、Q3進出は難しかっただろうと話した。
「今日の僕らにはQ3に行くのは難しかったと思う。11位にはなれたはずだけど、それができてもQ3は射程圏外だった。でも先週よりは近づくことができたし前進は果たせた」
今週末はフロントウイングとフロアなどいくつかの新型空力パーツを投入したトロロッソだが、金曜フリー走行でハートリーがテストをした段階ではその性能をうまく引き出すためのセットアップができなかった。データ上の性能向上を信じたガスリーもこれを装着した土曜日になってもセットアップが思うように進まなかった。
「正直なところ、現時点では違いを正確に説明することはできないんだ。もう少し詳しく分析する必要がある。フィーリング的には、昨日はとてもハッピーだったけど(アップデートを投入した)今朝からはあまり良くなかった。予選ではかなり昨日の状態に近づいたが、現時点ではあまり違いは分からない。現段階では100%はっきりと新スペックの方がベターだとは断言できないんだ」
ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターは、Q3進出の感触を持っていたものの、自分たちがマシン性能を引き出しきれなかったことと、ライバルチームが予選でパワーユニットの出力を上げてきたことで差が開いてしまったと振り返った。
「(Q3に)行けるかなというところもあったんですけど、終わってみると0・2秒足りなかったということで、残念ながら予想していたよりも差は大きかったかなと思います。まだちょっとスタビリティだとかトラクションだとかマシンバランスの変化だとか、そういうのが大きいということに悩んでいますね。若干違う部分はありますけど基本的に2人とも同じコーナーで同じ症状を訴えています」
しかし日曜日の決勝に向けては入賞のチャンスを諦めてはいない。
「ガスリーに関しては、Q3に進めなかったのは残念ではありましたが、レースで戦いやすいポジションからスタートができます。と言いながらもいつも出だしでぶつかったりしていますけど、それに巻き込まれることなく走り切ってもらえれば、ロングランペースは割と良いかなというところもあります。ハートリーに関しては、フレキシブルな戦略を立てられると思うのでそこからなんとかポジションを上げていければと思います」
(米家峰起通信員)