山口茜「あんまり…」4強進出初メダル獲得も苦笑い

<バドミントン:世界選手権>◇3日◇中国・南京◇女子シングルス準々決勝

 女子シングルス世界ランク2位の山口茜(21=再春館製薬所)が2-1で陳雨菲(中国)を下し、初のメダル獲得を決めた。3位決定戦がないため、4強で銅メダル以上が確定する。

 同年代の中国選手との対戦。アウェーの雰囲気で接戦になったが、動じず好ショットを重ねた。「いいリズムで試合ができた。この状態で明日試合ができるのはすごくうれしい」と準決勝進出を喜んだ。

 もともと世界選手権や五輪を特別意識していないだけあって、初のメダル獲得にも苦笑いで「あんまり…」と特別な感慨はない。高校3年時に世界選手権出場のチャンスがあったが、地元福井・勝山への愛郷心から高校総体への出場を優先。初出場だった昨年は8強止まりだった。

 何より大事にするのは、自分が楽しみ、それを見た人たちに楽しんでもらうことだ。今年4月には日本女子シングルス初の世界ランク1位の座についた。優勝候補の1人だが気負いはない。7月19日、都内で開かれた会見では抱負を「楽」と書き、「自分が楽しくやれれば、結果はどうにかなるのかなと思う」と話していた。

 最近の試合では8強止まりが続いていた。意表をつくショットで魅せる山口スタイルが、大舞台で再びさえ始めている。