アジア大会金3個の鈴木聡美、自己記録迫り手応え

アジア大会の報告会でミキハウス本社を訪れた前列右から競泳の青木玲緒樹、鈴木聡美、清水咲子、アーチェリーの杉本智美、加藤綾乃、後列右から柔道の丸山城志郎、飛び込みの坂井丞、寺内健、野村忠宏GM、アーチェリー川中香緒里、空手清水希容(撮影・松本航)

2日に閉幕したアジア大会(ジャカルタ・パレンバン)の競泳女子で金メダル3個を獲得した鈴木聡美(27)が6日、他競技の選手ら9人と所属するミキハウス本社(大阪・八尾市)を報告で訪れた。

12年ロンドン五輪で銀1個、銅2個をつかんで注目された鈴木は今大会、50メートルと100メートルの平泳ぎで金メダル。400メートルメドレーリレーでも頂点をつかみ「100メートルで優勝できたのがもちろんうれしいし、自己記録まで0・08秒に迫って(1分6秒40)、個人的にもそこに手応えを感じました」と充実した表情を見せた。

報告会では多くの選手と顔を合わせ、リフレッシュになった模様。横に並んだ400メートル個人メドレー銅メダルの清水咲子(26)が「私より年上な聡美さんがこれだけ頑張っているので、勇気づけられました」と感想を述べていると、すかさず「いやいや! 2歳(鈴木は19年1月で28歳)しか変わらんのよ! 」とツッコミを入れて、場を和ませていた。