大坂まり予選敗退、妹なおみ応援でシード選手に善戦

東レ・パンパシフィック・オープン 女子シングルス予選1回戦で姉まりの応援に駆けつけた大坂なおみ(後方中央)(撮影・狩俣裕三)

<テニス:東レ・パンパシフィック>◇15日◇立川・アリーナ立川立飛◇女子シングルス予選1回戦

世界344位で、全米優勝の大坂なおみの姉、大坂まり(22)が予選1回戦で敗れた。同156位で第8シードのロットナー(ドイツ)に3-6、6-4、3-6のフルセットで敗退した。

第2セット、3-0とリードしたところで、なおみが応援に駆けつけた。なおみのバイン・コーチ、茂木トレーナーら、母環さん、父フランソワさんも勢ぞろいし、声援を送った。そのかいがあってか、第2セットを奪い返した。

しかし、最終セットは2-3の第6ゲームで自分のサービスゲームを落とし、先行された。最後は、4度のマッチポイントを跳ね返す粘りを見せたが、5度目のマッチポイントでリターンがネット。力尽きた。

シングルスでの大坂姉妹同時本戦入りはならなかった。