フクヒロVア大会の雪辱「我慢勝負に勝ててホッ」

女子ダブルス決勝 優勝した福島(右)広田組(撮影・丹羽敏通)

<バドミントン:ジャパン・オープン>◇16日◇調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ◇女子ダブルス決勝

女子ダブルスでは、世界ランク1位の福島由紀(25)広田彩花組(24=ともに岐阜トリッキーパンダース)も初優勝。20年東京オリンピック会場で初の日本勢2種目制覇の快挙を成し遂げた。

女子ダブルス決勝で世界ランキング1位の福島、広田組が、中国ペアを2-0で破り8月のアジア大会の雪辱を果たした。アジア大会では、団体戦で勝ったとはいえ、個人戦で敗戦。悔しさをバネに、強打で押す相手に粘ってラリーに持ち込みミスを誘い初勝利を手にした。今年、所属先を移籍するなどしたが、女王ペアの貫禄を見せた。福島は「長い試合が続き我慢勝負だったが、勝ててホッとした」と安堵(あんど)した。