神戸大が京大撃破、RB西田が先制TDで金星呼んだ

京都大対神戸大 第1Q、先制のタッチダウンを決める神戸大RB西田(撮影・前田充)

<関西学生アメリカンフットボールリーグ:神戸大31-14京大>◇22日◇第3節第1日◇万博フィールド

今季、2年ぶりに1部リーグに復帰した神戸大が、昨季3位の強豪京大を相手に、4TDを奪い、今季初勝利を挙げた。

金星だ。チームに流れを呼び込んだのはRB西田祐希(3年)。試合開始2分過ぎ、敵陣18ヤード地点で、「ボール来いと思ってました」とQBからのパスを受けると、エンドゾーンまで激走し、先制のランTDを決めた。その後も、ここまで2試合、3失点のみの、鉄壁の京大守備陣から4TDを奪うなど圧倒した。

先制の西田は、「京大の試合のビデオを見て、あの展開を予想していた。頑張ってきて本当に良かった」と、満面の笑み。3年生以下の選手にとっては、これが1部での初勝利だ。中には泣いて喜ぶ選手もいた。「1部でも戦えるんだと思えました」。勝利を自信に、次戦での連勝を狙う。