職務停止中の塚原光男氏が世界体操アンバサダー辞退

塚原光男氏

25日にドーハで開幕する体操世界選手権で、大会アンバサダーとなっていた塚原光男氏(70)が辞退していたことが24日、分かった。

この日、会場で行われた記者会見に塚原氏は欠席。会見の後に、国際体操連盟(FIG)渡辺守成会長が日本協会からFIGに辞退の申し入れがあったことを明かした。

塚原氏は、日本体操の黄金時代に68年メキシコ、72年ミュンヘン、76年モントリオールの五輪3大会に出場。鉄棒の「月面宙返り(ムーンサルト)」を発案し、鉄棒で2度、団体で3度のの金メダル計5個を獲得した。レジェンドとして、元五輪女子金メダリストのスベトラーナ・ボギンスカヤさん(ベラルーシ)とともに大会を盛り上げる予定だった。現在は、女子の宮川紗江(高須クリニック)からパワハラの告発を受け、第三者委員会の調査結果が出て協会の対応が決まるまで職務停止となっている。

FIG渡辺会長は「ご自身の都合で辞退されたということであれば、それはそれで仕方ない」とし、「(次回大会の)シュツットガルトで(アンバサダーとして再び)名前があがってくるかもしれない」と、変わらぬ敬意を示した。