明大・吉田冬優400m自制す 200の雪辱 競泳

男子400メートル自由形で1位になった吉田(撮影・益田一弘)

<競泳:短水路世界選手権代表選考会>◇28日◇東京辰巳国際水泳場◇短水路(25メートルプール)◇男子400メートル自由形決勝ほか

競泳男子の吉田冬優(ふゆ、20=明大)が、3分43秒01で1位になった。前半から先頭に立って、そのまま押し切った。吉田は「落ち着いて、落ち着いて、と思って焦らずに泳ぎました。(3分)42秒台を目標にしていましたが、世界短水路の代表に選ばれたい、最後のチャンスだと思って泳ぎました」と口にした。

前日27日の200メートル自由形では後半に失速した。「一日中悔しくて。自信を持って臨んだだけに、ぎりぎりまで引きずりました。でもいろんな人に応援してもらって、何とか切り替えることができました」と周囲の支えに感謝。16年アジア選手権代表の20歳は、さらなる飛躍を誓っていた。