池江璃花子「自信に」専門外も3位に食い込み手応え

女子100メートル個人メドレーで3位となり表彰式でメダルを手にする池江(撮影・江口和貴)

<競泳:W杯東京大会>◇9日◇第1日◇東京辰巳国際水泳場◇短水路(25メートルプール)

競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が、専門外の100メートル個人メドレーで3位に入った。100メートルバタフライ世界記録保持者サラ・ショーストロム(25=スウェーデン)に先着されたが、58秒17で目標の表彰台に立った。次は本職のバタフライで「世界女王」に挑む。男子400メートル自由形は、萩野公介(24)が3分42秒24で2位に入った。

池江が3位に食い込んだ。優勝したホッスー、2位ショーストロムに続いた。バタフライ、背泳ぎの前半は「世界のトップなので置いていかれると思ったが、離されている感じがなくて結構いいな」と手応えを感じた。後半は差が開いたが、専門外の種目で奮闘した。「メダルがとれてよかった。自信につながる。自分の種目でしっかりやっていきたい」と気持ちを新たにバタフライに挑む。