宮原知子V5へ首位発進「今も緊張している感じ」

女子SPで首位発進を飾った宮原(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇女子ショートプログラム(SP)

4連覇中の女王宮原知子(20=関大)が貫禄の演技で首位発進した。

冒頭のルッツ-トーループの3回転連続ジャンプを決めると、ダブルアクセル(2回転半)と3回転トーループもきれいに着氷。ステップとスピンも最高レベルの4をマーク。

演技後は落ち着いた表情を見せていたようにも見えたが「今日は最初から足が震えているのを堪えているような力の入り方をしていた。今も緊張している感じです。あっという間に終わりました」と、緊張しながらも勝負強さを発揮した。