宇野昌磨100点超えSP首位、復帰の高橋大輔2位

男子ショートプログラム SPで滑る宇野(撮影・清水貴仁)

<フィギュアスケート:世界選手権代表選考会兼全日本選手権>◇大阪府門真市・東和薬品ラクタブドーム◇男子ショートプログラム(SP)

平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)銀メダリストで、今大会3連覇を目指す宇野昌磨(21=トヨタ自動車)は102・06点の高得点をマークし、首位スタートをきった。

今季現役に復帰し7年ぶり6度目の優勝を狙う高橋大輔(32=関大KFSC)はシーズンベストとなる88・52点で2位につけた。高橋は、冒頭のトリプルアクセル(3回転半)で着氷すると続く3回転のコンビネーションジャンプも無難にまとめた。演技終了後、笑顔を見せた10年バンクーバー五輪の銅メダリストに大歓声が送られた。

昨年2位で平昌五輪代表の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)は79・32点で4位。昨季の世界選手権5位の友野一希(同大)は73・09点で7位。

世界選手権代表は男女ともに3人で、24日に男子フリーが行われる。