アレセイア湘南が勝利 主将の宮優里奈が攻守で活躍

アレセイア湘南対岐阜商 シュートを放つアレセイア湘南・宮(撮影・垰建太)

<バスケットボール・SoftBankウインターカップ全国高校選手権:アレセイア湘南102-64県岐阜商>◇女子1回戦◇23日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ

アレセイア湘南(神奈川)が102-64で県岐阜商(岐阜)を下した。

アレセイアは154センチの古木梨子(2年)が、オフェンスリバウンドを取ってリズムを作り、主将の宮優里奈(3年)が175センチの身長を生かし、攻守で活躍した。宮は第1Q、9-9の同点から3点シュートを成功させてチームを活気づけると、要所でドライブも決めた。

チームを4年前から指導する張一(チャン・イル)コーチは、韓国のプロチームの現代(ヒュンダイ)などを指導した経験を持つ。この日のチームの動きについて「ディフェンスが強いと、タイミングが良くなる。80%満足」と納得の笑顔を見せた。

1勝を挙げ、次の目標は2回戦を突破しての大阪薫英女学院戦(3回戦)を想定する。張コーチは「大阪薫英さんにチャレンジしたい」と、昨年優勝の大阪桐蔭を大阪予選で退けて出場を果たした強豪との対戦を思い描いた。