<東京オリンピック候補選手の一押しの曲・スポーツクライミング編>
東京オリンピック(五輪)を目指す選手たちは、どんな曲を好み、どんな曲を励みにしているのか? 7競技15人の選手に、一押しの曲を挙げてもらった。アスリートらしく、選手の背中を押すような名曲が勢ぞろいした。選手たちは皆、音楽の力を競技に生かしている。
第7回はスポーツクライミング編。
■野口啓代 29歳(TEAM au)
★一押し曲 Winding Road
★歌手名 MAN WITH A MISSION
今年9月、宇都宮で行われたライブハウスでのコンサートに初めて参加し、その時にお気に入りの1曲に。「今年初めてコンサートに行かせていただく機会があって、そこで聴いた曲なので思い入れがあります」。以降は試合前やオフにも聴くようになり、「アルバムは全部好き」と言うほどマイブームになった。野口は今季、八王子ボルダリングW杯で史上最多の22勝にあと1つに迫る通算21勝目を挙げた。来年8月には東京五輪出場権が懸かる世界選手権(東京)が控え「来季はW杯より世界選手権を中心に」と目標を設定した。
■楢崎智亜 22歳(TEAM au)
★一押し曲 努努―ゆめゆめ―
★歌手名 ONE OK ROCK
クライマーは普段のジム練習でのBGMとして曲をかけることも多い。楢崎は同アーティストを中学、高校時代から好きで、07年に発売されたこの曲も「古い曲なので、昔から聴いていました」と愛の深さを感じさせる。わかりやすく背中を押してくれる歌詞が多く、「歌詞が良い意味でくさい感じ。曲中のストレートな歌詞が直接に心に響きますね」と力をもらえる1曲だ。9月の世界選手権で初めて行われた複合では、スピードでのスタート失敗が響き総合5位。悔しさをバネに、東京五輪出場権の懸かる来季の選考大会に臨む。