石川佳純、早田ひなに敗れる「威力に押された」

全日本卓球選手権大会・女子シングルス6回戦 早田ひな対石川佳純 ポイントを奪われガッカリする石川佳純、手前は早田ひな(撮影・上山淳一)

<卓球:全日本選手権>◇第5日◇18日◇丸善インテックアリーナ大阪◇女子シングルス6回戦

4度の優勝経験がある石川佳純(25=全農)がベスト16で姿を消した。早田ひな(18=日本生命)に1-4で敗戦。「7ゲーム制の試合で負けた記憶がない」相手に、強力なバックハンド戦を仕掛けられ、後手に回り、最後までペースをつかめなかった。

石川は「ひなちゃんのバックが威力があった。その威力に押されて自分の思っているバックのスピードが出なかった」と肩を落とした。石川がベスト8に進めなかったのは06年以来13年ぶり。「ベスト16? ずっとエイトには入っていたので、残念ですね。でも良い勉強になりました」と語った。