張本下し初準Vの大島「僕の方が余裕があった」

男子シングルスの表彰式が行われる左から2位大島、優勝水谷、3位木造、張本(撮影・清水貴仁)

<卓球:全日本選手権>◇最終日◇20日◇丸善インテックアリーナ大阪◇男子シングルス準決勝・決勝

大島祐哉(24)がTリーグ東京の後輩張本を準決勝で下し、自己最高の準優勝をつかんだ。張本との一戦は第4ゲームまでで、3-1と主導権を握り「精神的に僕の方が余裕があった」。それでも決勝で男子ダブルスを組む水谷に敗れ「全日本の借りは全日本でしか返せない。水谷さんが来年出ないのは初めて聞いたけれど、優勝を目指したい」と雪辱を誓った。