<スポーツクライミング・ボルダリングジャパンカップ>◇27日◇第2日◇男女決勝◇東京・駒沢オリンピック公園屋内球技場
男子は石松大晟(22=ベースキャンプ)が初優勝を飾った。1課題目、3連覇をしていた藤井、楢崎智が完登できずに苦しむ中、石松が一撃(1度目のトライで完登すること)し、勢いのままに唯一の3完登。「子どものころからボルダリングジャパンカップでの優勝が夢だったので、最高にうれしい」と目を細めて笑った。
夢をつかんだ22歳は、埼玉・入間市のボルダリングジムに勤務し、普段はインストラクターやレジ業務をこなしている。17年のボルダリングW杯八王子大会で6位に入って頭角を現し、今大会の決勝で2位となった、16年世界選手権同種目金メダルの楢崎智亜(22=TEAM au)とは同年代のライバル。「雲の上の存在でかなわない選手。今回は勝ったけどどっちが上とかは考えていない」。ボルダリングに重きを置くが、東京オリンピック(五輪)種目の複合にも「少しずつ練習していこうかな」と意欲も示した。