4大陸連覇へ坂本花織は「何でも言って実現したい」

米アナハイムの本番リンクで練習した坂本(撮影・松本航)

フィギュアスケート女子で7日(日本時間8日)に米アナハイムで開幕する4大陸選手権で大会2連覇を目指す坂本花織(18=シスメックス)が、ライバルへ闘争心を燃やした。

ショートプログラム(SP)2日前の5日(同6日)は同地の本番リンク、車で約30分離れた近郊の練習用リンクで、それぞれ40分間の調整。4大陸選手権の連覇は男女通じておらず、女子唯一の達成可能者として「初っていうのはあんまりしたことがない。そういうのがつくと、ちょっと格好いい。国際大会で連覇してみたい」と力を込めた。

練習では、幅のある得意のフリップ-トーループの連続3回転ジャンプなどを披露。氷の感触も「自分の好きな感じの氷なのでいけると思います」と前向きだ。今大会には日本から18年12月のグランプリ(GP)ファイナルを制した紀平梨花(16=関大KFSC)、17年4大陸女王の三原舞依(19=シスメックス)が出場。昨年末の全日本選手権で初優勝を果たした坂本は珍しく「負けていられない。国際大会でしっかり2人に勝ってこそ(全日本女王と)証明できる。2人には勝ちたい」と言い切った。

18年平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)6位など、着々と自信をつけていく上で、コーチからは「言霊がある。どんどん言っていったら?」と目標を口にすることの大切さを伝えられた。坂本の意識が変わりつつあるのが、今だ。

「ちょっとずつ変えていこうと思って。今まであまり言えなかったんですけれど、ハタチに向けて、ちょっとずつ大人になっていこうと。何でも言って、実現できるように頑張りたい」

この春には神戸野田高を卒業し、神戸学院大での新生活が待つ。日本を代表する選手として、新たなスタイルで成長を目指していく。