ロコ・ソラーレ勝利でPO前進も藤沢五月反省忘れず

チーム京都対ロコ・ソラーレ 笑顔を見せるロコ・ソラーレ藤沢(右)と妹吉田夕(左)に抱きつく姉吉田知(左から2人目)(撮影・佐藤翔太)

<カーリング:全農日本選手権>◇14日◇第3日◇札幌・どうぎんカーリングスタジアム◇女子1次リーグ

3年ぶりの優勝を狙う平昌(ピョンチャン)五輪銅メダルのロコ・ソラーレはチーム札幌に8-1で貫禄勝ち。

通算4勝1敗で1次リーグ上位4チームで争うプレーオフへ前進した。

第2、3エンドと続けて得点。第5エンドに1失点するが、第6エンドから再び2連続で2点を追加し、第8エンド途中でギブアップ勝ちした。大差での勝利だったが、スキップ藤沢五月(27)は「5エンドから冷えだして(氷の状況が変わり)ミスが続いた。昼間の試合と夜の試合では違うことをしっかり理解して臨むことが大事」と反省を忘れなかった。

いよいよ1次リーグの終盤に突入する。中部電力は6戦全勝でプレーオフ進出を決め、次にロコ・ソラーレ、富士急、北海道銀行が4勝1敗で並ぶ。ここまで3日間で5試合をこなし「疲れがないと言えばうそになる。体調に気をつけて戦いたい」と力を込めた。