コンサドーレ初V王手「攻める勇気」反省生かし雪辱

コンサドーレ対札幌国際大学 笑顔を見せるコンサドーレの松村(撮影・佐藤翔太)

<カーリング:全農日本選手権>◇16日◇第5日◇札幌・どうぎんカーリングスタジアム◇プレーオフ

男子は1次リーグ2位コンサドーレが同1位の札幌国際大を11-3で下し、決勝に進出。初優勝に王手をかけた。

不利な先攻の第1エンド、ハウス中心にストーンを置いていきなり3点を奪った。4-2の第4エンドでは後攻からダメ押しの4点で試合を決定づけた。札幌国際大は1次リーグで唯一、敗れた相手。3-4のロースコアだっただけにスキップ松村雄太(29)は「1エンドから攻める勇気をキッチリ踏み込めた」と反省を生かした。

17日の決勝は札幌国際大とチーム東京の勝者を迎え撃つ。松村は「どっちも良いチーム。予想してしまうと準備が偏るのでフラットな気持ち」と気を引き締めた。