日本生命がTリーグ初代女王 早田ひな延長戦制し涙

日本生命対神奈川 ヴィクトリーマッチで神奈川・袁に勝利し、初代のチャンピオンとなった日本生命・早田はうれし涙を流す(撮影・たえ見朱実)

<卓球Tリーグ:日本生命3-2神奈川>◇17日◇女子ファイナル◇両国国技館

日本生命がTリーグ初代女王に輝いた。

第1試合、常晨晨(32)、蒋慧(21)組は神奈川の石川佳純(26)、木原美悠(14)組にフルゲームの末に勝利。第2試合のシングルスでは、世界ランキング9位の平野美宇(18)が同13位の杜凱〓(王を横に二つ並べて下に木)(22)に惜敗した。

続く第3試合、早田ひな(18)が雪嬌(23)にフルゲームでジュースまでもつれる大接戦を制したが、第4試合は前田美優(22)が石川に敗れた。

勝負の行方は2-2となった場合にのみ行われる1ゲーム制の延長戦へ。

早田が袁との延長戦を制し、3-2で日本生命が女王の座をつかみ取った。

延長戦を11-7で制した早田は、勝利が決まると顔を手で覆い、涙を浮かべた。

直後のインタビューでは笑顔が戻り「どの選手がきても、絶対勝つと思ってやれました。皆さんに、少しは恩返しができたかな。良いときも悪いときも応援してくださってありがとうございました」とサポートへの感謝を口にした。