入江陵介V6も派遣標準切れず「残念悔しい気持ち」

男子100メートル背泳ぎで優勝したが、電光掲示板のタイムを確認し悔しい表情を浮かべる入江(撮影・河田真司)

<競泳:日本選手権>◇第3日◇4日◇東京辰巳国際水泳場◇男子100メートル背泳ぎ決勝

6年連続8度目の優勝を果たした入江陵介(29=イトマン東進)だが、派遣標準記録を切れずに「残念。悔しい気持ちです」。準決勝の53秒32からもタイムを落とし「焦ったのか、後半に勢いがなかった」と淡々と振り返った。

「若手の台頭とベテランの意地で全体のレベルは上がっていく。このレベルで優勝しているようでは…」。メドレーリレーの標準記録は切っているものの、納得のいかない泳ぎに笑顔はなかった。