原沢久喜が3年ぶりVも反省「最後は気合いだけ」

決勝で果敢に佐藤を攻める原沢(右)(撮影・梅根麻紀)

<柔道:世界選手権代表最終選考会兼全日本選抜体重別選手権>◇第1日◇6日◇福岡国際センター

3試合すべて延長で3年ぶりの優勝を果たした男子100キロ超級の原沢久喜(26)は「優勝はできたけれど、反省点が多い大会でした」と振り返った。

決勝は日大の後輩で普段けいこもする佐藤が相手。「お互い分かっていて、やりにくかった」。それでも10分21秒の長丁場を制し「1つでも多く技をかけることを考えた。最後は気合だけです」と苦笑いしながら話した。