ベラルーシ側と新体操女子キャンプ事前合宿など協定

締結式に参加し、協定書を持って相互協力を約束する左から白石市・山田市長、仙台大・朴沢理事長、立川市・清水市長、柴田町・滝口町長

20年東京五輪の新体操でメダル候補のベラルーシ女子代表チーム事前合宿にかかわる協力協定締結式が22日、仙台大(宮城・柴田町)で行われた。

白石市、柴田町、仙台大で組織する「東京オリ・パラ事前合宿招致推進協議会」と、新たに加わった東京・立川市との間で協定を交わし、相互協力を確認した。

同協議会は17年6月にベラルーシ側と協定を結び、昨夏まで「SAKURA CAMP」(サクラ・キャンプ)と名づけた事前合宿を2度実施。今年は7月24~30日まで白石市のホワイトキューブと仙台大で行う予定。同27、28日には演技発表会も予定する。

ベラルーシ女子チームは12年ロンドン五輪の団体で銀メダル、個人総合で銅メダルの強豪。同協議会の会長を務める仙台大の朴沢泰治理事長(72)は「(東京五輪の)カウントダウンの時期に入ってきた。地域に関わることで、次の時代を担う分野での育成につながる」と活動を加速させる。【佐々木雄高】