錦織圭5大会ぶり4強、準決勝はメドベージェフと

<男子テニス:バルセロナ・オープン>◇26日◇バルセロナ◇準々決勝

世界7位の錦織圭(29=日清食品)が5大会ぶりの4強入りだ。同104位のロベルト・カルバリェスバエナ(スペイン)を6-4、7-5で破り、準優勝した16年以来3年ぶりの4強進出を決めた。

3回戦で「100点に近い出来」と自画自賛するプレーで、今季最も注目される新星オジェアリアシムを手玉に取った。その自信は、この日も健在。相手はランクこそ100位以下だが、18年にクレーでツアー初優勝を飾ったクレー専門家。その相手を得意のストロークで振り回した。

錦織は2月のドバイ選手権から先週のモンテカルロまで2勝4敗というスランプから、過去2度の優勝を誇る今大会で、復活の兆しを見せている。

準決勝では同14位のメドベージェフ(ロシア)と対戦する。対戦成績は錦織の2勝1敗。