村上茉愛は落下響き2位、宮川紗江は予選落ち 体操

ゆかの演技を披露する村上(撮影・滝沢徹郎)

<体操:全日本選手権>◇26日◇群馬・高崎アリーナ◇男女個人総合

女子は史上4人目の4連覇がかかる村上茉愛が2位に甘んじた。段違い平行棒で上の棒に飛び移る際に、「試合では初めて」という落下。1位寺本に約1点離される54・865点に、「気持ちを入れ直さないといけない」と逆転優勝に気持ちを引き締めた。

昨年、日本体操協会幹部からのパワーハラスメントを訴えた宮川紗江は74位で予選落ち。右足首痛を抱えており、「いろいろな感情があった。この舞台で演技をできて幸せでした」と述べた。