B1千葉連勝で準決勝進出、栃木戦へ「まずは初戦」

Bリーグチャンピオンシップ準々決勝千葉対富山 試合後富山の選手と握手をする千葉PG富樫(撮影・松熊洋介)

<バスケットボールB1リーグチャンピオンシップ:千葉96-85富山>◇クオーターファイナル(2戦先勝)第2戦◇28日◇千葉・船橋アリーナほか

千葉ジェッツ(東地区1位)が富山グラウジーズ(ワイルドカード)を96-85で下し、2連勝で準決勝に進出した。

準決勝(5月4~6日)はホームで栃木ブレックス(同2位)と対戦する。また琉球ゴールデンキングス(西地区1位)は名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(同2位)に77-53で勝利し、1勝1敗のタイで、勝負は29日の第3戦に持ち越された。

アルバルク東京(ワイルドカード)は71-68で新潟アルビレックスBB(中地区1位)に連勝し、準決勝進出を決めた。

千葉が自慢の攻撃力で粘る富山を退けた。第1戦に続き、最多5本の3Pを決めたPG富樫は「点差を広げたい場面で決められて良かった」と笑顔を見せた。

後半はフラストレーションがたまった選手がファウルを連発。ディフェンスが乱れる場面もあり「PGとして自分がもっと他の選手に目を向けないと」と反省。準決勝は同地区ライバルの栃木をホームで迎え撃つ。富樫は「まずは初戦を取りたい」と大事な一戦へ決意を語った。【松熊洋介】