大坂なおみら/日刊イチ押し令和スターは君だ!

大坂なおみ(2018年9月6日撮影)

<令和スターは君だ! スポーツ編>

新時代に輝くのは、君たちだ!! 野球、スポーツ、レース、芸能、社会面で、各分野の記者がイチ押しする「令和スターは君だ!」をお届けします。さぁ、伝説の幕開けだ!!

<大坂なおみ(21)テニス>

「セリーナ後継者」

全米、全豪での4大大会シングルス優勝と、シングルス世界1位という日本テニス界史上初の快挙で歴史を塗り替えた。父の祖先ハイチ、育った米国にもルーツを持つトリプル。日米両国籍。

<八村塁(21)バスケットボール>

「可能性は無限大∞」

米ゴンザガ大で活躍。日本代表でも21年ぶりのW杯出場&開催国枠での東京五輪出場に貢献。NBAドラフト(6月)の「アーリーエントリー」を宣言。ドラフトで指名されプレーする初の日本人に。

<紀平梨花(16)フィギュアスケート>

「令和のビューティフル・ストーム」

平成最後のシーズンでシニア1年目ながらグランプリファイナル、4大陸選手権優勝。女子世界7人目の成功者となったトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に加え、オフに4回転習得を目指す。

<小林陵侑(22)ジャンプ>

「日の丸飛行隊エース」

昨季W杯は歴代2位タイとなるシーズン13勝で日本男子初の個人総合優勝を飾った。レジェンド葛西紀明の愛弟子は社会人4年目で才能が開花した。伸びしろがある22歳は北京五輪金メダル候補だ。

<井谷俊介(24)パラ陸上>

「義足でアジア初10秒台だ」

右脚義足のスプリンター。陸上歴9カ月で100メートルアジア新11秒70をマーク。まだ走りの基本を学ぶ段階で、アジア初の10秒台も期待される。プロレーシングドライバーの夢も追うスピードマニア。

<姫野和樹(24)ラグビー>

「日本のネクストリーダー」

ルーキーイヤーの17年にトヨタ自動車で主将に抜てきされ、持ち味の突破力を武器に日本代表の主力にも成長。リーチ主将の背中を見て人間性、リーダーシップを学びW杯後の海外進出にも意欲。

<金谷拓実(20)ゴルフ>

「松山2世」

今年のマスターズに11、12年の松山以来のアマチュアでの出場を果たし、予選を通過した期待の逸材。抜群の安定感を誇る20歳。将来的には、世界レベルの選手らと互角に戦う可能性は高い。

<張本智和(15)卓球>

「日本を背負う15歳」

高校1年生にして世界ランク4位のトップ選手。東京五輪での金メダル獲得を目標に明言している。昨年12月ワールドツアー・グランドファイナルで最年少優勝。新時代、世界の卓球界を背負う逸材。

<オカダ・カズチカ(31)新日本プロレス>

「令和のレインメーカー」

新日本にカネの雨を降らす「レインメーカー」。恵まれたルックスと卓越した身体能力。IWGPヘビー級ベルトを巻いて元号をまたぎ、脂が乗る30代でプロレスブームをさらに加速させる。

<井上尚弥(26)ボクシング>

「世界記録6階級制覇だ」

バンタム級最強を決める世界トーナメントWBSSの優勝候補。日本記録の世界王座13度防衛の更新、世界記録の6階級制覇も狙える。日本ボクシングが世界に誇るモンスター。

<貴景勝(22)大相撲>

「“貴”継承 押しの1本若武者」

身長175センチと小兵だが、小細工なしの押し相撲を武器に、平成最後の場所で大関を射止めた。平成の大横綱、貴乃花の元弟子。多くを語らず、感情を表に出さない「武士道精神」を重んじる。

<池本凪沙(16)水泳>

「次世代ホープ」

女子自由形のホープ。今春には名指導者平井伯昌コーチらとスペイン高地合宿を経験。4月の日本選手権は200メートルで4位。リレーメンバーとして東京五輪代表も視野に入っている。

<玉井陸斗(12)飛び込み>

「飛び込み超新星」

4月の日本室内選手権高飛び込みを、史上最年少の12歳7カ月で制した。年齢制限で今夏の世界選手権は出場できないが、東京五輪は13歳10カ月で出場可能。身長143センチ、体重36キロ。

<畑岡奈紗(20)ゴルフ>

「日本から世界のNASAへ」

米女子ツアー参戦2年目に早くも2勝を挙げ、77年の樋口久子以来、42年ぶり日本人史上2人目の米メジャー大会制覇の期待が掛かるゴルフ界の期待の星。20年東京五輪でも日本のエース候補。

<阿部詩(18)柔道>

「令和の女三四郎」

ワールドツアーを史上最年少の16歳で制した女子52キロ級世界女王。男子66キロ級世界王者で兄の一二三と同じ担ぎ技を得意とし、東京五輪で柔道界史上初の兄妹同日金メダルを狙う。

<サニブラウン・ハキーム(20)陸上>

「ボルト超え史上最年少ファイナリスト」

17年世界選手権男子200メートル決勝に18歳5カ月で出場を果たした。ウサイン・ボルトの18歳11カ月を更新し、大会史上最年少ファイナリストに。身長188センチ。大きなストライドが武器。

<長谷川唯(22)サッカー日テレ>

「なでしこ新司令塔」

身長157センチながら自在にボールを操り、アシストも得点も狙える新司令塔。“全ての攻撃は長谷川に通ず”と言ってもいいほどの存在感。なでしこジャパン2度目のW杯優勝も夢じゃない。

<中井卓大(15)サッカーRマドリード下部組織>

9歳からRマドリードで成長を重ねる逸材。キープ力にたけ、中盤の複数ポジションからゲームを組み立てる。思い通りのプレーができないとピーピー泣いていたことから愛称は“ピピ君”。

<久保建英(17)サッカー東京>

「バルサ仕込みの新スター」

日本サッカー界の未来を担う逸材。下部組織時代を過ごしたスペイン1部バルセロナが認めた戦術眼やドリブルはJ1でも抜きんでている。今後、数々の記録や新たな歴史に名を残す可能性を持つ。

<安部裕葵(20)サッカー鹿島>

「鹿島の『10』U20W杯でブレーク!!」

鹿島の10番を背負う積極果敢なサイドアタッカー。献身的な守備への姿勢も魅力で、冷静な判断力や何事にも動じない精神力は世界に通用する。今月末にU-20W杯を控える令和最初のスター候補。

<斉藤未月(20)サッカー湘南>

「令和時代の鉄人候補」

豊富な運動量と球際の激しさで中盤を制圧する若きホープ。所属する湘南とは17歳でプロ契約を結び、10代で主力に定着。クレバーさも兼ね備えており、東京五輪、そしてA代表と長く活躍が期待できる逸材だ。

<田中碧(20)サッカー川崎F>

「日本代表の心臓になる」

中村、大島ら日本代表経験者の隣で日々、戦術眼を学ぶ成長株。強い球際、ゴール前に入り込む迫力ある攻撃も武器。リーグ戦初出場で初得点、リーグ初先発で初アシストと「持っている男」は代表の心臓へと羽ばたく。

<橋岡大樹(19)サッカー浦和>

「いいとこ東京でW金!」

10代で浦和の先発の座をつかんだ183センチの大型ウイングバック。今季のACL初戦では1試合2発と攻守に非凡。いとこの陸上走り幅跳び・橋岡優輝(日大2年)と東京五輪同時出場を果たせばブレーク確実。

<松原后(22)サッカー清水>

「代表入り狙うサラブレッド」

182センチ、左利きの大型サイドバックで果敢な攻撃参加を得意とする。父の真也さんは元清水の選手で、叔父はアトランタ五輪日本代表の松原良香氏。サッカー一家のサラブレッドは日本代表入りも狙える逸材。