B1北海道感謝祭 ファンから日本人選手の活躍期待

ファン感謝祭でフリースローを決めた内海監督は笑顔で選手とハイタッチ(撮影・浅水友輝)

ファン感謝祭は「レバン学園」と題して行われた。冒頭、内海知秀監督(60)が「今シーズンが苦しい戦いでしたが、皆さんのお力を借りてB1残留を決定できました」とあいさつ。

真面目にスタートしたが、その後はシーズンの重圧から解放された選手がコートで暴れまくった。

学生服に身を包んだ選手たちが「おりも組」「さくらい組」に分かれた対抗戦では、綱引きやイス取りゲームで盛り上がり、「借り人競争」ではファンとも交流した。番外戦の“相撲対決”で山本柊輔(25)を吹っ飛ばしたデイビッド・ドブラス(37)がMVPを獲得した。

今季は崖っぷちでのB1残留にファンもやきもきした。札幌市在住の40代女性は、この日もお株を外国人選手に奪われた日本人選手に向けて「来季は日本人選手もB1プレーオフで見せた活躍を見せて欲しい」と注文していた。