池江HP開設「反対に勇気付けられ」家族メッセージ

競泳日本選手権 最終日 女子100メートル自由形決勝 自身の日本記録を更新し優勝を決めた池江璃花子は表彰式で満面の笑みで観客席に応える(2018年4月8日撮影)

白血病闘病中の競泳女子、池江璃花子(18=ルネサンス)が8日、公式ホームページ(HP)を開設した。自筆のメッセージとともに「家族からのメッセージ」と題した文章も掲載された。全文は次の通り。

「この度は璃花子の病気入院で、関係者の皆様には大変ご心配、ご迷惑をおかけしていることを心よりお詫び申し上げます。

また全国の皆様より温かいお手紙やメッセージ、千羽鶴をはじめとする心のこもったお見舞いの品をたくさん頂戴し、心より感謝いたします。

どんなに苦しい治療の最中でも、嘆き悲しむ言葉や、泣き言、弱音を一切言わない璃花子の強さに、私たち家族も反対に勇気付けられている日々です。

おかげさまで治療は順調に進み、再び水泳に戻れる日々を目指して頑張っております。

これも一重に皆様の温かいお言葉や励ましのおかげと感謝申し上げます。

今後とも池江璃花子を何卒よろしくお願いいたします」。

池江の強さ、支え寄り添う家族との絆を感じさせる文面となっている。