栗原恵引退「皆さんの存在が原動力」ブログ全文

 日本対ペルー 得点を喜ぶ栗原恵(2010年10月30日撮影)

バレーボール女子の04年アテネ、08年北京五輪日本代表で「プリンセス・メグ」の愛称で人気を集めた栗原恵(34)が4日、現役引退をオフィシャルブログ、公式インスタグラムで表明した。10日に都内で会見を開く。

ブログ、インスタグラムのコメントは以下の通り。

いつも応援してくださる皆さんへ

いつも温かい応援、ご声援をありがとうございます。

今日は皆さんにご報告があります。

私、栗原 恵は17年間の現役生活にピリオドを打つことを決めました。

現役生活を振り返ると、決して順風満帆とはいかなかったかもしれません。

しかし、どんな時も信じて味方でいてくださる皆さんの存在が私の大きな原動力でした。

最後の最後まで「来年も一緒に頑張ろう!」と声をかけ続けてくださった元所属チームの皆さん、そしてまだプレーする姿を見たいと願ってくださっていた皆さん、そして携わってくれた全ての方々へ心より感謝申し上げます。

現役最後の大会として挑んだ黒鷲旗では、改めて「バレーボールって楽しいな、大好きだな」と感じながら大好きなメンバーたちと共にプレーする事ができ、とても幸せな時間を過ごすことができました。

これも皆さんのサポートのお陰です。

17年間 "バレーボール選手 栗原恵" を応援してくださり、本当にありがとうございました。

バレーボールが繋いでくれた素晴らしいご縁を大切に、今後も過ごしていきたいと思います。

 

沢山の感謝を込めて。

栗原 恵

 

◆栗原恵(くりはら・めぐみ)1984年(昭59)7月31日、広島県能美町(現江田島市)生まれ。鹿川小4年時に父親がコーチをしていたクラブチームでバレーボールを始める。能美中2年の6月に兵庫県姫路市立大津中に転校し、山口・三田尻女高(現誠英高)へ進学し、1年時に高校3冠を達成した。03年にNECに入団後、6チームでプレー。日本代表として04年アテネ、08年北京両五輪、03年、07年W杯、10年世界選手権などに出場した。187センチ、68キロ。血液型B。