宇野昌磨、ザギトワ指導トゥトベリゼ氏の夏合宿参加

宇野昌磨

フィギュアスケート男子で18年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21=トヨタ自動車)がロシアのエテリ・トゥトベリゼ・コーチのもとで夏合宿を行うことが8日、明らかになった。トゥトベリゼ・コーチが自身のインスタグラムで「ショウマ・ウノは私たちの夏合宿に参加します」と画像付きで投稿した。

トゥトベリゼ・コーチはアリーナ・ザギトワ(17)と、現在は拠点をカナダへ移したエフゲニア・メドベージェワ(19)にそれぞれ18年平昌五輪女子金、銀メダルをもたらせたことで知られる。以降も一貫した指導方針で、高難度ジャンプを跳ぶ選手らが次々と誕生。「エテリ組」と呼ばれる世界が注目するチームとなっており、4回転ルッツなどを習得する世界ジュニア選手権女子2連覇中のアレクサンドラ・トルソワ(14=いずれもロシア)なども師事する。

一方の宇野は今月3日に山田満知子、樋口美穂子両コーチから「卒業」することを発表。自身の公式サイトには同日に「まだ今後のことは具体的に決まっておりませんが、まずはすぐに始まる海外合宿に打ち込み、1歩1歩進んでいきたいと思います」とつづっていた。新しい環境に身を置きながら、ベストな選択を下していく。