中垣内監督「勝てると…」ミス連発でイランに苦杯

イラン戦を終え、コート内に集まり話し合う日本代表チーム(撮影・河田真司)

<バレーボール男子:ネーションズリーグ>◇1次リーグ東京大会◇9日◇東京都調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ

世界ランク11位の日本は0-3で同8位のイランに敗れ、通算2勝4敗となった。イランは5勝1敗。

日本は3セットとも序盤に先行されながら食い下がったが、サーブ、スパイクミスが出て突き放され、アジアのライバルにストレートで屈した。日本は14日からブルガリアでイタリア、ブルガリア、オーストラリアと対戦する。

第1セット、22-23と1点差に迫った後に柳田がサーブミス、石川がブロックにつかまった。

試合を通じて同様のシーンが繰り返された。被ブロック10(イラン2)、サーブミス15(同4)に加え、サーブレシーブも乱れた。主力を欠くアジアのライバルに1度もリードすることなく敗れ、中垣内監督は「勝っておきたかったし、勝てると思っていたが…」と苦渋の表情。9月にアジア選手権、10月には五輪前哨戦のW杯が控える。メンタル面を含めて立て直しが必要だ。