B1秋田 初代ファイナルMVPの古川孝敏を獲得

ファイナルMVPトロフィーを掲げる栃木時代の古川孝敏(2017年5月27日撮影)

ハピネッツに初代ファイナルMVPが加入する。バスケットボールのB1秋田ノーザンハピネッツは11日、日本代表も歴任した古川孝敏(31)と3年契約で入団合意したと発表した。

兵庫県出身で身長190センチ。B1栃木では17年に初代王者に輝き、自身は決勝でMVPに輝いた。B1琉球では2季連続で西地区Vに貢献し、昨年はオールスターにも出場。11年から日本代表で活躍し、15年にはアジア大会銅メダル、昨年もアジア地区予選7試合に出場してワールドカップ(W杯)の出場権獲得に一役買った。

昨季は主にスモールフォワードとして54試合に先発出場し平均10・5得点。得点は外国人選手に頼る部分が大きかった秋田にとっては、待望の日本人シューター獲得となった。前日10日に琉球退団が発表されたばかりで、翌日には新天地が決定。古川はクラブを通じ「高みを目指し、成長していきたいと思います。一緒に戦えることを楽しみにしていますので、よろしくお願いします」とコメントした。