岡本碧優V、開心那3位 日本女子が本場パーク席巻

<スケートボード:デュー・ツアー>最終日◇16日◇米カリフォルニア州ロングビーチ◇パーク男女、ストリート男女決勝

パーク女子で12歳の岡本碧優(みすぐ、Proshop Bells)が初優勝を果たした。準決勝を1位で突破した岡本は、スピードに乗って高難度のトリックを次々と披露。1本目に58・16の高得点で首位に立つと、優勝決定後の「ウィニングラン」となった3本目ではさらに63・16まで得点を伸ばして優勝した。

2位はリジー・アーマント(26=フィンランド)だったが、3位には10歳の開心那(ひらき・ここな)が入った。4位には手塚まみ(17)、5位に昨年の世界選手権で優勝した四十住さくら(17)、7位に同準優勝の中村貴咲(19)と、日本女子が本場のパークを席巻した。

ストリート男子では日本勢で唯一決勝に残った白井空良(17=ムラサキスポーツ)が2位。2本のランで高得点を出すと、ベストトリック最終5本目でこの日2回目の9・00を出した。ストリートの五輪予選対象試合初戦となった5月のSLS開幕戦(ロンドン)の7位に続く好成績で、東京五輪出場に前進した。

ストリート女子決勝では織田夢海(12)が5位、世界選手権女王の西村碧莉(17)が6位だった。