スケボ堀米雄斗、パークとの「二刀流」東京五輪意欲

スケートボードの堀米(撮影・浅見桂子)

スケートボード男子のエース、堀米雄斗(20)が、パーク種目との「二刀流」での東京五輪出場に意欲をみせた。

30日、埼玉・越谷市のレイクタウンで行われたムラサキスポーツのイベントに池田大亮(18)、白井空良(17)、女子の西村碧莉(17)と参加。ストリートでは世界最高レベルの実績で金メダル候補だが、パークも「やる可能性はある」と話した。

今季は右足の負傷の影響で、調子はいまひとつ。連覇を目指した5月のSLS開幕戦、6月のデューツアーは、ともに決勝進出を逃した。「レベルが上がっている」と話す一方、東京五輪は「メダルを狙いたい」。昨年世界選手権6位など、パークの実力も世界トップレベル。本格的に参戦すればダブルメダルも狙える。

 

○…左ヒザ半月板損傷で休養中の池田が「次のSLS(7月23日開幕・米ロサンゼルス)から出ます」と復帰を宣言した。先月末に手術を受け「全治4、5カ月といわれた」というが、すでに先週から練習も再開。「リハビリしつつ、少しずつ滑っている」と話した。今季(~9月末)の五輪予選2大会を欠場。残り3大会だが世界ランキング採用は上位2大会のため「これから成績を残せばいい。焦りはない」と話していた。