波乗りジャパン公式ウエア発表 日本伝統の藍色採用

サーフィン日本代表「波乗りジャパン」のオフィシャルウエアをデザインした野老朝雄氏(中央)。左から日本代表の大野修聖、1人おいて同代表の上山久里朱

サーフィン日本代表「波乗りジャパン」の公式ウエア発表会見が16日、都内で行われた。

同ウエアは、東京五輪・パラリンピックのエンブレムを手掛けた野老朝雄氏がデザインを監修。「人と人とのつながりや、波の上でターンする様子」を表現したという、組波模様が胸や腕にあしらわれた。また戦国時代に武将が好んで使ったという、日本の伝統色でもある藍色を採用。赤色や黄色に比べて色落ちしづらいといい「アスリートが粘り強い肉体を作る中で強い色を考えた。残る色にしたかった」と美術家らしい視線で選手を思いやった。