新体操日本「目を合わせてはならぬ」メダルへ厳命も

練習を公開したフェアリージャパンPOLA

最終日まで目も合わせられない!? 新体操日本代表のフェアリージャパンPOLAが24日、オリンピック(五輪)前哨戦となる世界選手権(9月、バクー)へ都内で練習を公開。東京五輪まで1年となるが、本番では最終日に決勝が待つ。主将の杉本早裕吏(23)は「いい締めくくりがしたい」とメダル獲得を誓った。

リオ五輪でも最終日だったが、コーチ陣からは「他の選手に目も合わさないように」と厳命された。交流せず、集中力を持続する意図があった。来年も、同様の指示がありそうだ。現在は各国のDスコア(演技価値点)の底上げを予想し、大幅な難度向上に挑戦中。既に開催国枠で東京五輪出場が決まっているが、5位以内(昨年大会の上位3カ国を除く)なら、自力で出場枠を獲得できる。