セーリング吉田吉岡組、抗議なんの総合1位で後半へ

総合1位に躍り出て帰航した吉田(左)、吉岡組

<セーリング:470級世界選手権>◇6日◇神奈川・江の島ヨットハーバー沖

徹底マークを受けるも、“よしよし”コンビが総合1位に躍り出た。

2連覇で東京オリンピック(五輪)代表を狙う吉田愛(38)、吉岡美帆(28=ともにベネッセ)組が、通算5レースを終わり、通算16点で、2位のポーランド組に1点差をつけて総合1位に立った。

吉田は「今シーズンの中で、1番いい走りができている」と手応え十分だ。

この日の3レース目、通算第5レースでは、スタートから3分ほどのところで、フランス組から進路妨害で抗議を受けた。4日の途中で中止になったレースで、中国組から受けた抗議と同じものだった。「つぶせるものはつぶそうと来る」。地元開催で世界女王は、徹底したマークにあった。

しかし、そのマークも吹き飛ばす。この日の2レース目は、「1番いいスピードで出られた」(吉田)と、スタートから飛び出した。そのまま第1マークをトップで通過すると、首位を譲らず。1位でフィニッシュし、実力の違いを見せつけた。

実力だけでなく、運も味方につける。4日の抗議を受けたレースは途中中止。この日の抗議を受けたレースは、罰則で15位に沈んだが、最も順位が低い成績を除外できる規則で、総合得点からは弾かれた。

7日からは後半戦だ。台風の影響で、風は強くなる予報だ。吉田が「風が吹いた方が得意。きっちり順位を守る」と言えば、吉岡は「ミスをしないこと。自信を持って明日から戦いたい」。“よしよし”コンビが、後半に向け順風満帆だ。