伊藤ふたば7位準決勝敗退「悔しい」完登目前で落下

女子ボルダリング準決勝 惜しくも第2課題のトップから手が離れてしまう伊藤ふたば(撮影・河田真司)

<スポーツクライミング:世界選手権>◇第3日◇13日◇東京・エスフォルタアリーナ八王子◇ボルダリング女子準決勝

初出場の伊藤ふたば(17=TEAM au)は、7位で準決勝敗退となった。

難所の2課題目で完登目前だったが、ホールド(突起物)をつかみきれず落下。惜しくも上位6人の決勝進出を逃した。伊藤は「2課題目を3回落ちて、止めきれなかったのが敗因になった。表彰台を狙っていたので悔しい。(14日のリードに向けて)気持ちを切り替えたい」と、目を真っ赤にして振り返った。

前大会銀メダルの野口啓代(TEAM au)は4課題中2課題をクリアして2位、倉菜々子(ウィルスタッフ)は3位、昨季W杯ボルダリング総合女王の野中生萌(XFLAG)は5位で、13日夜に行われる決勝に進んだ。