15歳の天才少女森秋彩、リード2位で存在感示す

女子複合のボルダリングで1つ目の課題に挑む森(撮影・加藤諒)

<スポーツクライミング:世界選手権>◇20日◇東京・エスフォルタアリーナ八王子◇女子複合決勝

今大会のリードで日本人史上最年少の15歳でメダルを獲得した森秋彩(15=茨城県連盟)が魅せた。

154センチの小柄な体格で手足を必死に伸ばして、得意種目を完登して2位。スピードの8位とボルダリングの5位が響き、総合6位となったが世界に存在感を示した。当初は24年パリ・オリンピック(五輪)を目指していたが、東京五輪代表の2枠目を狙う。リードの天才少女は「あまり緊張せずに出来たけど、もう少し頑張りたかった」と話した。