丸山城志郎が涙の金「普通の選手より長くかかった」

男子66キロ級決勝、キム・リマン(後方)を下し、優勝した丸山はガッツポーズを見せる(撮影・河野匠)

<柔道:世界選手権>◇決勝◇26日◇東京・日本武道館◇男子66キロ級

丸山城志郎(26=ミキハウス)が、キム・インファン(27=韓国)に合わせ技で一本勝ちし、悲願の世界選手権初優勝を飾った。

準決勝でライバル阿部一二三(日体大)に延長戦の末、優勢勝ち。阿部の大会3連覇を阻止し、一気に頂点に駆け上がった。

▽丸山城志郎の話(涙ぐみながら)「ここまでくるのに、いろいろな思いがあったので…。うれしい気持ちです。(26歳で世界の頂点)普通の選手より長くかかっているので。でも東京オリンピックで金メダルを取るのが僕の目標なので(明日から)気持ちを切り替えていきます」