柔道増地監督が銀の田代ねぎらう「ベストの戦い方」

女子63キロ級決勝、アグベニェヌに敗れた田代はテレビカメラの前で涙を見せる(撮影・河野匠)

<柔道:世界選手権>◇第4日◇28日◇東京・日本武道館◇女子63キロ級

女子63キロ級で、18年世界選手権銀メダルの田代未来(25=コマツ)が銀メダルを獲得した。

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女子代表の増地監督は激闘を終えた田代をねぎらい「差は詰まってきて、ほぼ互角。次は勝てる。楽しみです」と話した。この1年間、アグベニェヌ対策に取り組んできた成果を「十分に出していた」評価して「これがベストの戦い方だったと思う」とした。優勝は逃したものの「この階級で、田代が第一人者であることには変わりない」と話していた。