日本が五輪新種目団体V3狙う/世界柔道最終日展望

柔道世界選手権日程と結果

<柔道:世界選手権>◇最終日◇1日◇東京・日本武道館◇男女混合団体戦

日本が3連覇を狙う。男女混合団体戦は20年東京オリンピック(五輪)の新種目で、男女3階級の6人制で行われる。男子は73キロ以下、90キロ以下、90キロ超、女子は57キロ以下、70キロ以下、70キロ超で構成され、総合力の争いになる。

個人戦代表の他、団体戦代表として、男子73キロ級で17年世界王者の橋本壮市(28=パーク24)、男子90キロ級で18年世界ジュニア銀メダルの村尾三四郎(18=東海大)、男子90キロ超級で100キロ超級18年グランドスラム・パリ大会覇者の影浦心(23=日本中央競馬会)、女子57キロ級で18年アジア大会覇者の玉置桃(24=三井住友海上)、70キロ級で18年世界選手権銅メダルの大野陽子(29=コマツ)が選出された。団体戦代表は東京五輪の代表入りに向け、必死のアピールの場ともなる。

ライバルは前大会銀メダルで、今大会女子で3日連続の金メダル獲得となった欧州一の柔道大国のフランスや、前大会銅メダルのロシアなどが表彰台を狙う。

日本は8月31日までの個人戦全日程を終えて金4、銀6、銅5個。金メダルは前大会の7個から大きく減ったが、総数では1減の15個だった。