日本V逃すもケガから復帰の上野由岐子は順調回復

米国との決勝で最終回に登板し、1回無失点に抑えた上野(撮影・奥岡幹浩)

<ソフトボール:ジャパンカップ国際女子大会>◇最終日◇1日◇群馬・高崎市ソフトボール場◇決勝、3位決定戦

日本は米国に2-3で敗れた。2年ぶりの優勝こそ逃したが、今大会でけがから復帰したエース上野由岐子投手(37=ビックカメラ高崎)が順調な回復ぶりを示した。

3日連続の登板となった決勝は1点ビハインドの最終回にマウンドへ。ピンチを迎えながらも3試合連続の無失点で切り抜けた。「日に日に試合勘が戻っている手応えはある。昨日より打者を見る余裕もあった」。世界ランキング1位の米国と同2位の日本。ライバル同士の対決は、20年東京オリンピック(五輪)前では今回が最後となる可能性が高い。